ガラス廟《玻璃媽祖廟》夜の姿は全てを光で包み込む美しい寺院

彰化市に全てがガラスでできた寺院があることを知っていますか？
「台湾護聖宮 玻璃媽祖廟」と言って、全てガラスで建てられた寺院なんです！しかも、ネジは一切使わずクランプで全て固定しているので、見た目がでーじ（とても）綺麗！
クリスタルのような寺院で老若男女がお参りをしたり休憩したりしてそこにいるだけでとても癒される寺院。特に日没以降は寺院全体がライトアップされ圧巻！ため息がでるほど綺麗だったよー！

どこにあるの？

まずは、「台湾ガラス博物館」を目指しましょう！
彰化県の「鹿港鎮彰濱工業區裡」という工業団地地帯にあります。近くに駅などはないので、タクシーかレンタカー、もしくはバスを利用しないと行くことができないです。

台湾ガラス博物館（台灣玻璃館）

「玻璃媽祖廟台湾護聖宮」の横には「台湾ガラス博物館」というガラスに関する施設があります。沖縄の琉球ガラス館のようなものですね。
様々なアーティストが創り上げたガラス作品や、ガラスの迷路（沖縄にもあるね！）、お土産、レストランなど全て揃っています。

台湾ガラス館HPへ

息を呑むほど美しいガラス廟

私たちは日没ごろに到着したので、寺院がライトアップされていました。
観光客もたくさんいて、みんなこの光景にうっとり。建築もライトも細部まで綺麗な造りに脱帽です。これこそ職人の技ですな。

外観も美らさん（美しい）ですね。
なんと、合計7万枚のガラスが使用されていて、型の制作からガラスを流し込む作業まで全て手作業で行われたとのことです。

2012年に一般開放されたこの廟は、海の神様である「媽祖」が祀られていて、信仰深い台湾の方たちが祈りを捧げていました。

時間の変化と共にイルミネーションも替わり、まるでテーマパークのような素敵な寺院です。

まとめ

台湾には沢山の廟が存在しますが、全てガラスで建築された「廟」はこの「台湾護聖宮 玻璃媽祖廟」だけではないでしょうか。台湾のガラス産業と高度な技術、そして芸術性を感じられる素敵な寺院でした！