台南市安平地区の「安平港」と「商港」に隣接する小さな島が《漁光島(ユグアン島)》で、面積は約400ヘクタールあります。漁光大橋と呼ばれる橋が唯一、本島と漁光島を繋いでいます。元々は静かな漁村だったようですが、「漁光島藝術節」というアートフェスティバルが開催されたことで一気に知名度が上がり、SNSでバズりまくって、今では台南で一番の人気スポットとなっています。また、《月亮湾》と呼ばれる三日月の形をした海岸線とビーチには多くの人が夕日を観賞したり、カメラ愛好家の撮影スポットになっているほか、セーリングやサーフィン、SUPをしに遊びに来る人々で賑わう島になっています。
漁光島藝術節(ユグアンアートフェスティバル)終了後でもアート作品がビーチに設置されているとの情報を得て観に行ってきましたよ!
三日月型の海岸線「月亮湾」
漁光島沙灘(ユグアン島ビーチ)は、《月亮湾》と呼ばれ、三日月のような形の天然ビーチです。沖縄の海と比べると、砂は灰色、透明度はありませんが、とても心地よくリラックスできる場所です。多くの人が泳いだり、カップルがイチャついていたり、アート作品の写真を撮ったりして夕日の時間まで各々楽しんでいたよ。
漁光島沙灘(ユグアン島ビーチ)やテトラポット、夕日の動画です。
「漁光島藝術節」アート作品
2017年から開催されている「漁光島藝術節(Yuguang Art Festival)」は、2017年から毎年開催されている台南を代表するアートフェスティバルになっていますが、2020年は開催されていないようです。
2019年には、 白馬のオブジェがネットで話題となって沢山の人が訪れていたようです。
ユグアン島で最も有名なのは高さ37メートルもある【サンセットタワー】です。
この作品は、英国のフーチェンの息子ヒューゴというアーティストによって2年かけて造られたようです。
この場所は、カキの養殖が盛んで、その時に使用した「竹」が大量廃棄されていることから、そのゴミに新たな命を吹き込んだということでユグアン島の新たなランドマークとなっている作品です。
遠くからみても近くから見ても圧巻の作品です!
美しいサンセット
ビーチの西側へ移動しテトラポットから夕日を見る事にしました。
YOSHIKIは大好きな台湾ビール、RYUJIは車を運転するので、水で乾杯!
テトラポットで遊んでいるうちにだんだんと日が沈み始め、空が幻想的になってきました。「息を呑むほど美しい」とはこのことだと思ったさ~。
タイムラプスで撮影したものです。これを観て癒されてください!
国慶節花火大会「2020 國慶焰火在臺南」
台湾では10月10日は、中華民国の建国記念日「双十国慶節」の祝日となっています。そして毎年10月10日の夜に行われる「双十国慶節花火大会」は、各県の持ち回りで行われていて今年(2020年)は台南市だったようです。その名も「2020 國慶焰火在臺南(2020 National Day Fireworks in Tainan)」。
場所はこの記事でも紹介している漁光島!今回は、1万7000発近い花火が33分間にわたって5つのテーマで打ち上げられたようです。コロナを封じ込めた台湾ではこういったイベントやお祭りも普通に行われていて羨ましいかぎりですな。
まとめ
台南市内と漁光大橋で接続されているユグアン島は小さな漁村であり、街から車で10分程度で簡単にアクセスできる海辺です。夕日を見たり、遊歩道を歩いたり、集落を訪れたりして普通の台湾旅行とはまた違った雰囲気を味わえますよ!
また、ビーチ付近には樹齢100年以上のモクマオウの木々が約1Kmも続いていて、緑豊かな森林を整備された遊歩道で散策することもできます。大自然の中で心身ともに癒されると共に、美しい夕日をぜひ見ていただきたいです。
名 称 | 漁光島 ユグアン島 |
住 所 | 台南市安平區漁光路114號 |
料 金 | 無 料 |
駐車場 | 無 料 |
web | 台南市政府観光旅遊局 |