台湾を愛してやまない沖縄在住ゲイカップルの旅とグルメのブログ《OKA EXPLORERS(オカ・エクスプローラーズ)》 Color Your Life をテーマに台湾と沖縄のカラフルな情報をお届けするさ~!

《衛武迷迷村》巨大ウォールアートはさびれた団地を救ったアウトドア美術館!

高雄市の衛武迷迷村(ウェイウーミーミーツォン・Kaohsiung Weiwu Mi Mi Village)は、台湾で一番大きな壁画アートの村であり、SNSを中心に高雄の中でも有名なフォトジェニックスポットになっています。ウォールアートの魅力に惹かれた国内外の観光客たちが壁画を楽しんだり周辺の飲食店などを周回するので、地域の活性化やマーケティング効果があり、古い建物を生かしたに新たな観光資源として近年注目されている場所なんです。

ウォールアートができるきっかけとは

苓雅地区は40年以上の歴史を持つ古いコミュニティーでしたが、1人の男性が地区長にかけあい、さびれた団地にアート作品を描く許可を得ましたが、住民の賛同を得るため全ての世帯から同意を得なければならず、とても苦労したそうです。その甲斐あって今では高雄市を代表する観光スポットになっています。

2016年に国際ストリートアートフェスティバル(Kaohsiung Lingya International Street Art Festival)を開催してから今に至るまで、17か国30名以上の芸術家たちに、大きな壁から小さな壁に至るまで想像力豊かな壁画を描かせて、新たな風景を生み出しています。苓雅地区全体では現在60以上の大きさの異なる絵があり、「衛武迷迷村」はその中でも一番ウォールアートが密集している場所になります。そこには約30個の大きな壁画があり、どれをとっても作品の質が高く、お気に入りのアート探しをするのに最適な場所ですよ。

台湾一大きな壁画

迷迷村で一番人気のフォトスポットは、大きな本棚の作品「Welcom to my room」です。作者は高雄在住の芸術家「楊惟竹(BAMBOO)で、約2ヶ月間かけてこのウォールアートを完成させたようです。自分自身の部屋のコンセプトを基に、人々の生活に欠かせない本棚を巨大化して、カラフルな色彩で目を引くアート作品となっています。

こちらも「楊惟竹(BAMBOO)によって描かれました。この壁画は7階建ての建物に「海底世界」をテーマとして、建物の形を利用して大きな水族館のように見せ描いたそうです。団地の住民は水族館に住んでいるように見えます。

人気の壁画の一つに、お札の絵があります。元々のお札には4人の子供がいるのですが、絵にはあえて一人少なく描かれており、写真を撮る人がその4人目になることができるようにと、遊び心がある壁画になっています。YOSHIKIも晴れて4人目となりましたー!

YOSHIKI姉も初台湾で興奮していたよ~。

まとめ

巨大なウォールアートがある衛武迷迷村は、高雄市苓雅地区の「衛武営国家芸術文化センター」近く、「國軍高雄總醫院」という病院の横にあり、地下鉄(MRT)のオレンジライン(橘線)では「衛武營(ウェイウーイン)駅」の5番出口が一番近いです。
衛武迷迷村では定期的に国際アートフェスティバル(高雄苓雅国際街頭芸術節)を開催していて、ウォールアートも増え続けているので毎回行くたびに新しいアート作品に出会えます。狭い路地や階段などかなり入り組んだ場所にも作品が描かれているのでぜひお気に入りのアート作品を見つけてみてください!

※この地区は住民が生活していますので、邪魔にならないようマナーを守って観光してくださいね!

名 称 衛武迷迷村
住 所 802高雄市苓雅區
電話番号 +886 918 457 635
時 間 24時間
SNS Facebook